安全にホワイトニングを行うため、ホワイトニングを避けた方が良いケースもあります。
次のような場合は、深刻な症状を招く可能性や強い痛みが出る可能性があるため、ホワイトニングは避けるべきです。
・無カタラーゼ症の人
無カタラーゼ症は、過酸化水素を分解する酵素「カタラーゼ」が不足している病気です。
ホワイトニングでは、薬剤に過酸化水素を使用しますが、無カタラーゼ症は、過酸化水素を分解する事が出来ません。
そのため、薬剤が有害物質として体内に残ってしまい、進行性口腔壊死といった危険な症状が起きることがあります。
・妊娠中または授乳中の人
妊娠中または授乳中の人は、まだホワイトニングの安全性の確認ができていないのが現状です。
妊娠中や授乳中の身体はデリケートで、通常は起きない反応が出てしまう可能性もあるので、ホワイトニングは避けるようにしましょう。
・歯に損傷がある人
歯に欠けや割れなど、大きな虫歯がある場合は、施術時に強い痛みが出る可能性があります。
施術前に口腔内診査を行い、ダメージの状況によっては、ホワイトニングを避けるべきと判断されることもあります。